[VI-1084] 特殊緩衝材を用いた礫層掘削を対象とした長寿命カッタビットの開発
キーワード:シールドマシン、カッタビット、礫層、長寿命、特殊緩衝材、載荷実験
近年,シールド工法は玉石・礫混じり地盤での施工例が増大しており,このような施工環境下においては,カッタビットが施工中に礫や玉石と接触して超硬チップが破損し,切削能力の低下を引き起こす.そこで,超硬チップが破損しても切削機能を維持することを目的とした多層チップビットを考案し,各種実験によって効果を確認してきたが,さらに多層チップビットの有効性を確立するために,超硬チップ間に特殊緩衝材を使用する構造を考案した.特殊緩衝材の効果を確認するために,三点曲げ試験とビット載荷実験を実施し,1.0mmの特殊緩衝材を使用することで,1次チップで発生した破損が,2次チップに影響を及ぼさないことを確認した.
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