[VI-1088] 気泡消失理論の提案と実験的検証(その1:中流動コンクリート)
キーワード:CB理論、変動的慣性力、表面気泡、振幅、振動数、加速度
コンクリートの表面気泡は,構造物の耐久性に悪影響を与える.本研究では,コンクリート中に生じる気泡の消失メカニズムに関する新理論を提案する.また,加振条件をパラメータとした気泡消失試験で効果を検証し,気泡消失に最適な加振条件を見出す.本研究の結果,気泡面積率と加速度との間に相関関係が認められた.4G以上の加速度を与えた場合,コンクリートが材料分離する傾向が見られた.これらの結果から,材料分離が生じない範囲における最大の加速度で加振すれば,表面気泡の量を最小にできることが明らかとなった.
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