[VI-1089] 気泡消失理論の提案と実験的検証(その2:普通コンクリート)
キーワード:CB理論、変動的慣性力、表面気泡、加速度、振動数、振幅
木作らの研究「気泡消失理論の提案と実験的検証(その1:中流動コンクリート)」では,コンクリートの気泡消失メカニズムに関する新理論を提案し,加振条件を変えた気泡消失試験で気泡面積率と加速度は相関関係を示している.本研究では,普通コンクリートを対象とした試験で同様の関係が成立するかを確認するとともに,100Hzを超える高振動数が与える影響を把握する.結果,中流動コンクリートと同様に相関関係が認められ,これを累乗関数で近似できることを明らかにした.一方,100Hz以上の高振動数下ではこの関係が成立しなかった.また,気泡面積率の低減には,0.04mm以上の振幅や40~60Hzの振動数が有効であった.
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