令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

技術開発 (3)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 VI-9 (幸町総合教育棟 多目的室2)

座長:池松 建治(鹿島建設)

[VI-1089] 気泡消失理論の提案と実験的検証(その2:普通コンクリート)

*吉田 有希1、塩永 亮介1、武藤 香穂2、伊藤 祐二3、道脇 裕4 (1. IHI、2. IHI建材工業、3. リブコンエンジニアリング、4. NejiLaw)

キーワード:CB理論、変動的慣性力、表面気泡、加速度、振動数、振幅

木作らの研究「気泡消失理論の提案と実験的検証(その1:中流動コンクリート)」では,コンクリートの気泡消失メカニズムに関する新理論を提案し,加振条件を変えた気泡消失試験で気泡面積率と加速度は相関関係を示している.本研究では,普通コンクリートを対象とした試験で同様の関係が成立するかを確認するとともに,100Hzを超える高振動数が与える影響を把握する.結果,中流動コンクリートと同様に相関関係が認められ,これを累乗関数で近似できることを明らかにした.一方,100Hz以上の高振動数下ではこの関係が成立しなかった.また,気泡面積率の低減には,0.04mm以上の振幅や40~60Hzの振動数が有効であった.

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