山岳トンネル (9)

[VI-109] Consideration on bond perfomance of non-adhesive materials for concrete joint

*髙橋 楽¹、森 賢宇²、宇野 洋志城²、伊達 重之¹ (1. 東海大学、2. 佐藤工業)

Keywords:lyning, concrete, tunnel, non-adhensive material, crack

近年，山岳トンネル施工における施工目地部分のひび割れや浮き，剥落などの不具合が問題視されている．こうした新旧コンクリートの縁切りが不完全であることに起因する不具合を減少させるために，従来よりも工程を簡略化できかつ経済的に優れる工法として，塗布型縁切材の適用を提案し，適用性の検討のため付着強度試験を行った．選定した塗布型縁切材の付着強度試験を行った結果，選定した縁切材は他材料と比較して1/6程度で，コンクリート面同士の一体化防止に優れることが確認された．