Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

山岳トンネル (10)

Tue. Sep 3, 2019 2:55 PM - 4:25 PM VI-12 (幸町総合教育棟 第31大講義室)

座長:海瀬 忍(高速道路総合技術研究所)

[VI-112] Analytical studies of Localized Pipe Cooling in very large cross section tunnel

*倉重 至1、田口 敬二2、赤池 考起1、西 正己1、村上 義和1 (1. 安藤・間、2. 国土交通省 九州地方整備局)

Keywords: Localized pipe cooling, Thermal crack, Three-dimensional FEM thermal stress analysis

「大分212号三光第1号トンネル新設工事」の起点側は,内空断面積が139m2の超大断面トンネルとなっている.当該部にはインバートが設けられ,覆工コンクリートの厚さが60cmであることから,温度ひび割れの発生が懸念されたため,対策として部分パイプクーリングを採用した.その結果,事前解析では,無対策時より最小ひび割れ指数が0.36改善すること,事後解析においても,バルーンと給水養生工法の効果も加わり,最小ひび割れ指数が1.26から1.72と0.46改善した.これより,LPクーリングはひび割れ対策として有効であることが確認できた.また,打設日より3か月経過時点で,ひび割れの発生は確認されなかった.

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