[VI-115] 覆工コンクリート背面の排水性能を向上させるFILM工法用高排水シートの開発
キーワード:NATM、防水シート、FILM工法、高排水シート
トンネル内で吹付コンクリート面から発生する湧水については、地山からの極少量の湧水や完成後の予測できない湧水も覆工背面で処理することが理想である。特に、近年増加している局地的豪雨等により、完成後に湧水が増量することや裏面排水材設置箇所周辺へ新たな水みちが発生することが考えられるため、防水シート自体に十分な排水性能が求められる。そこで、導水層を含む4層構造としたFILM工法(背面平滑型トンネルライニング工法)用高排水シートを新たに開発した。本シートは従来の防水シートより重いが、実施工によりこれまでの施工方法で問題なく施工が可能であること、従来と比較して排水性能および品質が向上することを確認できた。
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