[VI-116] 覆工コンクリートの急速施工における圧入打設の施工性と品質
キーワード:覆工コンクリート、圧入打設、急速施工、実大実験
山岳トンネル工事において覆工コンクリートの急速施工を実現するため、通常の約2倍のロングスパンセントル (全長18~21m)を適用する施工法の開発に取り組んだ。本施工法では通常と同程度の時間で打設を完了するため、打設能力の向上に加え、打設の効率化が重要な課題となる。そこで、流し込みと圧入による打設を併用することで1つの打設口からの打設範囲を拡大し、配管切替に伴う打設中断時間を短縮する方法を採用した。ここでは、実大規模の実験により普通コンクリートの圧入打設は支障なく実施でき、そのときのセントルに過度な圧力や変位が生じないこと、そして品質や仕上りへの影響に問題がないことを確認した。
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