[VI-123] インバート下部に大口径のさや管が設置されるトンネルの施工について
キーワード:さや管、二次元FEM解析、インバート桟橋、三次元レーザースキャナ
今回報告するトンネルは延長1,285mの山岳トンネルで、上水道管を挿入するための大口径のさや管がトンネル全線でインバート下部に設置される非常に特殊な構造であった。さや管はコンクリート製ヒューム管(φ1.0m、L=2.43m)で、インバート掘削後、インバート床付け面からトレンチを掘削し、トレンチ内にヒューム管を敷設する。このため、インバートおよびさや管の施工時、支保工の変状および工程の遅延が懸念されていた。この懸念事項に対し、二次元FEM解析による影響予測、トレンチ側面への吹付けコンクリートの実施、およびヒューム管敷設専用クレーンの設置により無事に施工を完了することができた。
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