[VI-129] ガードレール支柱の根入れ長診断技術の開発
キーワード:ガードレール、防護柵、根入れ、施工不良、AEセンサ、打音
ガードレールなどの防護柵の施工においては、支柱の根入れ長さが設計通りに確保されることが重要であり、短い場合、車両衝突時の安全性確保に重大な懸念が生じる。しかしながら、地下構造物や転石等により、支柱を規定長さまで打ち込めず、切断した施工事例が報告されており、支柱の根入れ長を非破壊的に診断する技術が必要とされている。そこで、筆者らは、AE (Acoustic Emission) センサを用い、ガードレール支柱上部の振動から根入れ長を診断する技術を開発し、模型実験によりその有効性を確認している。本報では、現場に施工された支柱に対し、本技術による評価結果と引抜後の支柱全長と比較し、診断精度を検証した。
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