令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 VI-13 (幸町総合教育棟 第32講義室)

座長:新井 崇裕(鹿島建設)

[VI-133] 亜熱帯島嶼環境における鋼管柱腐食劣化診断の有効性の継続調査について

*中池 竜司1、本田 博幸1、田代 大樹1、伏見 義則1 (1. 大日本コンサルタント)

キーワード:道路附属物、非破壊検査、腐食劣化、超音波

道路附属物において,塩害地域である沖縄では,路面境界部の腐食が原因で台風などの強風時に倒壊する恐れがあるため,路面境界部の腐食劣化は特に注視すべきポイントである.そこで,路面境界部の腐食劣化状況を非破壊検査にて把握できるスクリーニング診断技術が大いに期待される.本稿では,昨年度から継続し,過酷な塩害環境という特徴を有する亜熱帯島嶼環境である沖縄県に設置されている附属物を対象に非破壊検査を行い,その有効性について検証した.検証の結果,路面境界部の腐食劣化の状況を非破壊検査にて把握することが可能であることが確認できた.

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