令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

維持・管理/検査技術・診断 (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 VI-13 (幸町総合教育棟 第32講義室)

座長:内田 慎哉(富山県立大学)

[VI-135] 広帯域超音波法(WUT)を用いたPCグラウト充填探査の基本特性と精度向上

*福島 邦治1、山田 浩司1、木下 尚宜2、吉武 勇3 (1. (株)日本ピーエス、2. (株)エッチアンドビーシステム、3. 山口大学)

キーワード:非破壊検査、広帯域超音波法、PCグラウト充填調査、充填判定方法

PC桁主ケーブルのグラウト充填調査技術として用いられている広帯域超音波法(以下,WUT)は,供用中の橋梁や新設橋梁での調査事例が多数あるものの,既報では330箇所のグラウト充填判定に対して150箇所でグラウト充填判定不能があったことが報告されている.これはWUTの充填判定が経験則に基づいて行われていることが一因と考えられる.本研究では,実橋梁を用いてWUTの基本特性を調査し,さらに充填調査の精度向上を目的としてグラウト充填判定方法および評価方法について検討した.

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