[VI-159] カッティング長の大きい小口径大深度地中連続壁の施工
キーワード:台形カッティング、ADJ制御、大深度施工、芯材建込、コンクリート分配器
本工事は,東京ガスの「日立ライン」のうち,国道6号直下をシールド工法によりガスパイプラインを敷設するものである.このうち茂宮川シールド工区の到達立坑は,内径φ7.6m,深さ43.1m,連壁深さ46.3mである.連壁は割付上,カッティング長の内外差が大きく,大深度での施工精度確保が課題であった.水平多軸掘削機のアジャスタブルガイドを対角だけでなく下部単独でも制御できるよう改造して掘削鉛直精度を確保し,横つなぎ材とFRP製カッティングスペーサーを取付けて芯材建込精度を確保した.分配器を使用してコンクリートを均等に打ち上げた.立坑の壁体には有害なクラック,打込み不良,漏水のない良好な連壁を施工した.
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