シールドトンネル (2)

[VI-164] Construction results of small diameter and long distance shield by high density slurry shield method

*芳崎 貴彦¹、廣田 基樹²、坂井 睦規²、赤木 誠¹、磯崎 智史¹ (1. 株式会社フジタ、2. 農林水産省 近畿農政局)

Keywords:high density slurry shield, small diameter, long distance

本工事はセグメント内径φ1500mm・延長2447mという小口径・長距離の泥濃式シールド工法による工事であり，排泥管の閉塞，カッタービット摩耗，電力供給設備の設置方法が課題であった．課題解決のため，排泥管の閉塞対策として，排泥ユニット変更による吸引能力増強，排泥管内への添加材注入，掘進速度の調整による管内土量の削減を実施した．またカッタービットの摩耗対策として材質及び形状の変更，摩耗検知ビットによる摩耗管理を実施した．また電力供給設備を地上に設置して坑内の空間を確保した．これらの対策により，安全・確実にシールド掘進を完了した．