[VI-168] 大断面シールドトンネルにおける小土被り・併設施工
キーワード:小土被り、併設施工、トライアル計測、内部支保工
八王子南バイパスは,八王子市域を東西につなぐ延長9.6kmの幹線道路であり,周辺地域の交通混雑緩和などによる交通円滑化,地域の安全性向上,災害時の交通ネットワーク強化などを目的として整備が進められている.本工事は,バイパス中央付近の住宅地の地下をシールド工法で施工するものである.本稿では,大断面シールドトンネルにおける小土被り条件に配慮した施工を行い,交差する市道や道路付属物(擁壁等)への影響を抑制したこと,また併設トンネルへの影響に配慮した施工を行うことで,併設トンネルの健全性を確保できた事例について報告する.
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