シールドトンネル (3)

[VI-172] Tunneling Management of TBM and the Deformation of a Ventilating Building

盛岡 諒平¹、*森田 康平²、上地 勇²、入野 克樹³ (1. 首都高速道路(株)、2. 大成建設(株)、3. 横浜市道路局)

Keywords:Slurry Shield Method, Tunneling near Existing Structures, Slurry Pressure at the Cutting Face, Ratio of Released Stress, Monitoring

横浜環状北西線工事は、東名高速道路「横浜青葉IC」と第三京浜道路「港北IC」を結ぶ延長約7.1kmの高速道路である。そのうちシールドトンネル（港北行）は、延長約3.9kmを泥水式シールドで施工するものであり、東方換気所の直下を最小離隔2.3mで近接して掘進する。シールド掘進に伴う地盤変位により、換気所躯体に悪影響を与えることが懸念されたため、事前に二次元FEM解析による影響検討を行い、適切な切羽圧および裏込め注入圧の設定を行うことで無事にシールド掘進を完了させた。本稿では、上記の検討内容と変位の計測結果について報告する。