令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル (3)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 VI-2 (幸町北8号館 812講義室)

座長:木村 晃(熊谷組)

[VI-174] 切削セグメントの施工および計測結果

*鷲見 悟1、村上 初央2、坪井 広美1、三戸 憲二3 (1. 西松建設(株)関東土木支社、2. 西松建設(株)土木設計部、3. 西松建設(株)技術研究所)

キーワード:切削セグメント、大断面シールド、急曲線施工、偏荷重、FLEX制御

横浜湘南道路は首都圏3環状道路の一部である。本工事はそのトンネル部分を2機のシールドを用いて築造する工事である。1号機は発進直後に曲線半径100mの曲線を描いて道路線形上を掘進し、シールド2号機は1号機が通過した曲線区間のセグメントを直接切削することで、1本の道路トンネルを施工する。本稿は2号機が直接切削する切削セグメントの施工および計測結果について報告するものである。切削セグメントの施工時は、シールド掘進時の施工時荷重によってクラックや目開きに対するリスクが懸念された。そのため、さまざまな設備の工夫を施し掘進管理を行った結果、良好に施工を終えることができた。

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