令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

シールドトンネル (4)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VI-2 (幸町北8号館 812講義室)

座長:谷口 敦(大成建設)

[VI-186] 非開削切り拡げ工法の設計方法における適正な2次元FEM解析モデルに関する研究

*二宮 優太1、岩波 基1、山口 哲司2 (1. 早稲田大学、2. 熊谷組)

キーワード:非開削切り拡げ工法、曲線パイプルーフ、変形防止鋼材

シールドトンネルからの切拡げ技術は都心部の地下空間に新たなトンネル社会資本の構築やリニューアルなどにおいて期待されている.しかし,当該工事で計測を行ったところ設計値と計測値が大きく異なる結果となったため,現行の設計方法に課題はあることが判明した.そこで,筆者らは,3次元効果を掘削解放力の低減で考慮することによりセグメントについては,解析結果と実測値が比較的一致することを明らかにした.そこで,本報告では仮設部材である曲線パイプルーフや補強支保工の挙動を実際の動きに近づけるため,2次元FEM解析の解析条件を検討したものである.

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