令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道 (1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 VI-3 (幸町北8号館 821講義室)

座長:川崎 祐征(東海旅客鉄道)

[VI-192] 鋼橋上におけるプレパックド工法を用いた道床の早期材令における強度の緩和に関する検証

*新井 逸郎1、久保田 聡一1、藤井 諒1、安藤 勝敏2、青木 宣頼2 (1. 東京地下鉄株式会社、2. 株式会社日本線路技術)

キーワード:プレパックド工法、地上部鋼橋上、微粒分量

東京地下鉄では,銀座線渋谷駅にて営業路線内にて駅移設工事を進めており,将来的に地上部鋼橋上にてプレパックド工法を用いた地上部コンクリート道床化を計画している.過去の研究より,地上部鋼橋上であっても設計基準強度(圧縮強度が材令2時間で10N/mm2)を上回れば,施工後の始発列車に影響が無いことを検証している.一方で,モルタル注入前の仮設バラスト期間が長期化したプレパックドコンクリートは,バラストに付着する埃などの影響で強度低下が生じることも確認している.本論文では,同条件にまくらぎサポートを追加することで設計基準強度を緩和し,長期化した仮設バラストでも再交換せずに敷設可能か検証した.

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