鉄道 (2)

[VI-195] 鉄道営業線駅構内における増床版架設方法の検討

*磯前 聡¹、今井 英樹¹、宇津木 浩行¹、小林 義雄²、三浦 雄一² (1. 東鉄工業(株)、2. 東日本旅客鉄道(株))

キーワード：営業線近接、天井クレーン

本工事は、JR営業線の駅構内においてコンコース階を700㎡増床する工事である。当駅は鉄道３社が乗り入れる駅であり、狭隘な箇所で駅設備等があり厳しい制約条件の中での施工となる。増床版架設工事を安全に効率よく施工することを目的として検討をした。当初、軌陸クレーンやカニクレーンでの架設を検討していたが、安全性や作業効率の面から天井クレーン方式に変更した。既設躯体に天井クレーンを設置したことで、作業効率が向上し工期を短縮した。また、安全性においても重機災害のリスクを軽減させることができた。