令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道 (3)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 VI-3 (幸町北8号館 821講義室)

座長:大川 真佐雄(大成建設)

[VI-206] 片持ち梁構造での斜角ゲルバー桁受替工事における変位抑制の検討

*和田 直樹1、森 勇樹1、荒木 信武2、高 鳴笛2 (1. JR西日本、2. 大成建設(株))

キーワード:桁受替え、片持ち橋脚、中間支点沈下、実物大試験

東海道本線の西成貨物線Biは,桁中央部にヒンジ構造を有するゲルバー形式の2径間連続桁橋である.地下化事業に伴い,ゲルバー桁の中間橋脚が支障することから撤去し,最終的には門型構造の鋼製橋脚を構築するものの,現地が狭隘であるため,一時的に片持ち構造の橋脚で受替える.受替えにおいては,列車通過時に片持ち橋脚の変形等の懸念があっため,動的解析による検証や,地盤改良による現地試験を行い対策効果を確認しているが,実構造物は設計条件の設定が困難な構造であるため,設計通りの挙動を示すとは言い難い.そこで実物大の試験体に対して載荷試験を行い,挙動の把握および必要な対策を実施し,無事に工事を完遂することができた.

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード