[VI-206] 片持ち梁構造での斜角ゲルバー桁受替工事における変位抑制の検討
キーワード:桁受替え、片持ち橋脚、中間支点沈下、実物大試験
東海道本線の西成貨物線Biは,桁中央部にヒンジ構造を有するゲルバー形式の2径間連続桁橋である.地下化事業に伴い,ゲルバー桁の中間橋脚が支障することから撤去し,最終的には門型構造の鋼製橋脚を構築するものの,現地が狭隘であるため,一時的に片持ち構造の橋脚で受替える.受替えにおいては,列車通過時に片持ち橋脚の変形等の懸念があっため,動的解析による検証や,地盤改良による現地試験を行い対策効果を確認しているが,実構造物は設計条件の設定が困難な構造であるため,設計通りの挙動を示すとは言い難い.そこで実物大の試験体に対して載荷試験を行い,挙動の把握および必要な対策を実施し,無事に工事を完遂することができた.
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