[VI-208] 片持ち橋脚で受替えた斜角ゲルバー桁の挙動と計測管理に関する一考察
キーワード:桁受替え、ゲルバー桁、片持ち橋脚、実車載荷
JR東海道線支線地下化事業における最南端の工区では,東海道線支線と東海道本線が立体交差する.その交差部に架かる西成貨物線跨線鉄道橋は,橋梁中央部付近にヒンジ構造を有するゲルバー形式の2径間連続桁橋である.ゲルバー桁の中間橋脚は東海道線支線地下化に支障するため,鋼製の片持ち橋脚による中間支点の受替工事を実施した.実構造物の挙動を実車載荷により把握することで設計の妥当性を確認し、受替工事当夜において安全な列車運行の可否判断に必要となる計測項目及び管理値を決定した。その結果、対象となる変位を管理値の50%以下に抑え、進行性もなく、無事に工事を完遂することができた。
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