[VI-209] 東海道新幹線赤渕川橋りょうにおける平面線形整正の取り組み
キーワード:平面線形、支承取替
東海道新幹線では,鋼橋の予防保全対策として平成25年より大規模改修工事を実施している.その対象橋りょうである赤渕川橋りょうは軌道の通りが悪いため,走行安全性には問題ないものの乗り心地が悪化しやすく,軌道の維持管理において要注意箇所であった.当橋りょうは建設当時から,1連目の桁が平面線形に対して斜めに架けられており,これが,乗り心地に影響を与えていると推察された.そこで,大規模改修工事の一環として実施する支承取替にあわせて,新幹線の乗り心地改善を目的に,桁の据え直しを実施した.その結果,当橋りょうは設計に近い平面線形となり,軌道の通りが改善され,乗り心地レベルが改善した.
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