[VI-213] 鉄道地下化切替工事における軌道擦り付け区間のジャッキダウン
キーワード:ジャッキダウン、鉄道営業線、切替え、地下化
本稿は、京急大師線の地下化切替え工事における過去にあまり例がない大規模なジャッキダウンについて報告するものである。切替え当夜に延長44m、総重量150tの軌道桁を水平から2.3%の直線勾配にジャッキダウンし軌道を接続する。扛下量は始点側216mm、終点側1,229mmである。50tセンターホールジャッキによる12点の多点吊りで、桁の平面変位・扛下量・ジャッキ反力をシステムで一括管理しリアルタイムに確認しながら変位制御によりジャッキダウンを行った。事前の同一の軌道桁を用いた試験施工等によるリスクの排除と工事進捗管理システム等を用いた切替え当夜の綿密な計画により予定通り工事を完了することができた。
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