令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

鉄道 (4)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VI-3 (幸町北8号館 821講義室)

座長:松本 浩一(熊谷組)

[VI-215] こ線橋道路橋の耐震補強工事における運転手続き削減対策

*大西 亨匡1、丹間 泰郎1、長谷部 光春1 (1. シーエヌ建設株式会社)

キーワード:こ線橋耐震補強、効率的運転手続き、電車線路停電、線路閉鎖工事、建築限界確認、山越器

鉄道と道路は、双方が重要なインフラである。その交差部を継続的に機能させることが肝要であり、通常の維持管理とともに耐震化が行われている。今回、耐震補強工事を施工するにあたり、運行頻度の多いJR線の上下線間に橋脚があり、補強鋼材の搬入が工事の成否の大きな要素と考えられた。搬入作業を含め「線路閉鎖工事」等の運転手続きがあり、施工場所の特状でその回数を削減する必要があった。そこで、搬入方法を重機作業から山越器活用への変更、仮設足場の形状変更と補強鋼材取込み口の対策、及び建築限界の制限範囲をできる限り有効に利用し、それぞれ効率化を図ることで、運転手続きを削減し、安全に施工を終えることができた。

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