[VI-218] 低温時のロングレールの保守作業に伴うレール軸力の変化とレール内方変位の把握
キーワード:レール軸力、レール内方変位、保守作業制限、道床交換、マルチプルタイタンパー、中立温度
本研究では,冬季低温時のロングレールの保守作業制限の体系化の一環として,冬季に曲線半径800mのロングレール不動区間で道床交換とMTT作業を行った際のレール軸力の変化量とレール内方変位を測定した.レール軸力の変化量は,レールの温度変化の影響を除くため,中立温度の変化量に換算して整理した.結果として,本測定における中立温度の変化量は1.4~-0.2℃程度であり,レール内方変位は最大で10mm程度であることを確認した.今後,曲線半径や作業範囲が異なる条件において同様の測定を行い,引き続き低温時の保守作業制限について検討していく予定である.
講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。