[VI-219] 吊り上げ式レール軸力測定法におけるひずみ評価の効率化に関する検討
キーワード:軌道保守、省力化、サンプリングモアレ法
現在実用化されているレール軸力を正確に測定する手法である、吊り上げ式レール軸力測定法は、レール締結を30mの区間に渡り解放する必要があるため、短縮策が提案された。ただし、これにはレールの曲げモーメントを2箇所で測定する必要があり、ひずみゲージを要し、手間がかかる。そこで本研究では、サンプリングモアレ法を用いた数値シミュレーションに基づき、当該手法の更なる省力化を検討した。解放区間8mまでであれば、理論上は十分な精度を維持したまま軸力推定が可能であることが分かった。ただし、本手法をはりの曲げひずみ測定に適用したところ、大きな測定誤差を得る結果となり、さらなる工夫が必要と考えられる。
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