[VI-224] 水噴霧装置によるレール伸長抑制効果
キーワード:ロック検知、分岐器、ダイヤモンドクロッシング、レール温度
東京地下鉄では地上部に2台の可動ダイヤモンドクロッシングが敷設してあり、夏季高温時のレール伸長を原因とするロック検知が頻発していた。特に相互可動レール間などの狭隘部に関しては、伸長によるロッド接触に伴う軌道短絡等の危険性が高く細心の注意が必要となるため、社員によるロック調整と人力での散水を実施することでレール伸長を抑制していた。しかし、過度な散水の影響でレール及び締結装置類を腐食させ,併せて細粒化した破石の固着を促進する恐れがある。そのため少量の水で効率的に冷却可能な噴霧装置を使用し水を霧状に噴霧した結果,レールの伸長抑制に良好な効果を確認できたため適用範囲及び効果を報告する。
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