[VI-229] 頭部摩耗レールに対応する頭部横裂測定器の開発
キーワード:レール探傷、頭部横裂、摩耗レール
現在の頭部横裂測定器(FG-50EA)は5mm以上側摩耗しているレールでは、透過法を実施する際に探触子のレールとの接触面は平面のため、接触部が摩耗している場合に隙間が大きくなるため安定した超音波の送受信が困難となる。現状、5mm以上側摩耗があるレールについては正しく超音波が通らないので透過法による探傷検査できない。そのため、本開発では接触面を密着させる摩耗形状に即した探触子を開発し、レール形状に合ったスペーサを探触子とレールの間に挟むことで安定した超音波の送受信が可能とした。今後、従来検査できなかった摩耗が大きいレールでの検査にも対応できる事が期待される。
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