[VI-237] レーザスキャナによる道床形状判定および軌道中心間隔算出手法の開発
キーワード:道床形状、軌道中心間隔、建築限界、レーザスキャナ、点群データ
鉄道においては,列車運行の安全を確保するために,建造物などが支障してはならない領域として建築限界を定めている.この建築限界の定期的な測定・管理には,専用の建築限界測定車や手検測が用いられているが,前者は導入コストが,後者は多くの労力と期間を要することが問題として挙げられる.そのため,比較的安価なレーザスキャナを活用した建築限界支障判定装置が開発されており,実用化が間近となっている.本稿では,建築限界支障判定装置から得られる軌道周辺の点群データから,道床形状の判定および軌道中心間隔を算出する手法を開発したので,その内容を報告する.
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