令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

軌道保守 (3)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 VI-4 (幸町北8号館 822講義室)

座長:神津 大輔(東日本旅客鉄道)

[VI-238] 材料モニタリングデータを活用した新たなレール検査の手法の検証

*篠田 勝己1、石坂 佳祐1、平野 隆1、宍倉 聡1、金子 真一1 (1. 東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:線路設備モニタリング、材料モニタリング、レール検査、伸縮継目、ストローク

線路設備モニタリング装置の導入によりレール周辺の画像を取得でき,画像判定により検査を補完することが期待される.そこで,今回の研究では目視検査がメインであるレール等検査及び伸縮継目のストロークに着目し,実測値とモニタリング画像にて縮尺換算を実施したが,おおよその数値の把握しかできなかった.さらに,モニタリング装置に搭載されたラインセンサーカメラが撮影する濃淡画像を白と黒の2色に変換する二値画像処理を行い,輝度を用いることでモニタリング画像から局所的な測長を実施した.画像のノイズ除去作業は必要だが,精度は平均輝度値による方が縮尺換算精度の高い結果となり,新たな検査手法確立に向けて更に検証を進める.

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