[VI-25] 車輌通行によりプレキャストL型擁壁たて壁に作用する水平応力の評価
キーワード:プレキャストL型擁壁,繰り返し荷重,疲労,経年劣化
本研究は歩道が無い国道等に設置されたプレキャストL型擁壁を対象に,通行車輌の影響でたて壁にどのような水平応力,断面力が生じるのか明らかにすることである.そこで,幅50cm,奥行き25cm,深さ20cmの容器を作製し,壁面に圧力計を配置した後路盤材を埋め戻し,低温水浸式ホイールトラッキング試験機にて路盤面に繰り返し載荷を行い,壁面に作用する水平応力の推移を計測した.その結果,プレキャストL型擁壁のたて壁に作用する裏込め土が疲労蓄積した時及び交通量が少ない時の水平応力は,Boussinesq式に係数をかけて近似できると思われ,断面力は数値積分を駆使して近似できると思われる.
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