[VI-254] 小土被り強風化花崗岩地山における配水池近傍での近接施工
キーワード:山岳トンネル、小土被り、強風化花崗岩、近接施工、配水池、影響予測
配水池が近接する小土被り強風化花崗岩地山のトンネル掘削において,事前の数値解析による影響予測,予測結果に基づく対策工の選定を行った.施工には,地表面変位,配水池の沈下・傾斜に対し自動計測を実施した.また,管理レベルに応じた施工時の対応では,事前解析結果に基づき対策工のランクアップを実施した.配水池および地表面の変位は,切羽が近接するに従いトンネル側に傾斜する傾向にあったが,切羽通過後は地表面,配水池は安定傾向にあり,レベルⅢ未満で収束した.このことから,配水池近傍でのトンネル施工に伴う配水池への影響は最小限であったと考えられ,配水池の安全性は保持されたと考えられる.
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