Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

山岳トンネル (1)

Tue. Sep 3, 2019 8:40 AM - 10:10 AM VI-5 (幸町総合教育棟 第11大講義室)

座長:畝田 篤志(鹿島建設)

[VI-256] The construction results of auxiliary method for debris flow sediment distributed at the tunnel entrance

*梅田 和明1、跡部 芳昭1、諏訪 至1 (1. 西松建設)

Keywords:tunnel entrance, auxiliary method, All Ground Fasten, forepoling, early closure, foot pile

本論文は,岩手県宮古市川井地区に新設する川井第一トンネルをNATM工法により築造する工事において,施工中に発生した課題および対策について報告するものである.
当初設計では,宮古側の坑口部に岩屑流堆積物の出現が想定されたため,長尺鋼管フォアパイリング(AGF工法)と長尺鏡ボルト工による補助工法,および一次インバートによる早期閉合が計画されていた.
しかし,想定以上に該当区間の地山が未固結の状態であったことから,切羽天端の崩落,早期閉合後の天端沈下が発生した。そのため,「ダブルラップAGF工法」や注入式フォアポーリング,脚部補強工といった追加補助工法による対策を実施し,当該区間の施工を安全に行った.

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