[VI-256] 坑口部に分布する岩屑流堆積物区間における補助工法の施工実績
キーワード:坑口部、補助工法、AGF工法、注入式フォアポーリング、早期閉合、脚部補強工
本論文は,岩手県宮古市川井地区に新設する川井第一トンネルをNATM工法により築造する工事において,施工中に発生した課題および対策について報告するものである.
当初設計では,宮古側の坑口部に岩屑流堆積物の出現が想定されたため,長尺鋼管フォアパイリング(AGF工法)と長尺鏡ボルト工による補助工法,および一次インバートによる早期閉合が計画されていた.
しかし,想定以上に該当区間の地山が未固結の状態であったことから,切羽天端の崩落,早期閉合後の天端沈下が発生した。そのため,「ダブルラップAGF工法」や注入式フォアポーリング,脚部補強工といった追加補助工法による対策を実施し,当該区間の施工を安全に行った.
当初設計では,宮古側の坑口部に岩屑流堆積物の出現が想定されたため,長尺鋼管フォアパイリング(AGF工法)と長尺鏡ボルト工による補助工法,および一次インバートによる早期閉合が計画されていた.
しかし,想定以上に該当区間の地山が未固結の状態であったことから,切羽天端の崩落,早期閉合後の天端沈下が発生した。そのため,「ダブルラップAGF工法」や注入式フォアポーリング,脚部補強工といった追加補助工法による対策を実施し,当該区間の施工を安全に行った.
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