令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル (2)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 VI-5 (幸町総合教育棟 第11大講義室)

座長:服部 明彦(ウエスコ)

[VI-262] 41mの埋戻土直下の未固結地山を土被り22mで掘削(その2)-掘削状況と計測結果ー

*五十嵐 大希1、高根 大輔2、中島 慶介3、大畑 雅義1、青木 宏一1 (1. (株)熊谷組、2. 鉄道建設・運輸施設整備支援機構、3. 岩田地崎建設)

キーワード:小土被り、埋戻土、FEM解析、未固結地山

北海道新幹線、渡島トンネル(村山工区)において、坑口より約3kmの直上には埋戻土が存在している。調査の結果、最小土被り22m、埋戻土高さ41mであることが判明した。トンネル掘削にあたり、事前にFEM解析を実施し、最適な支保パターンを選定し施工を行った。また、解析位置においてB計測を実施し数値解析の妥当性を検証した。結果、想定よりの良質な砂礫層であったためB計測の実施値が解析結果に比べ38%~76%という小さい結果となったが、無事に掘削を終えることが出来た。

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