令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

山岳トンネル (3)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 VI-5 (幸町総合教育棟 第11大講義室)

座長:安井 成豊(施工技術総合研究所)

[VI-267] 新幹線断面における効率的な山岳トンネル構築への取り組み

*米谷 裕樹1 (1. (株)熊谷組)

キーワード:山岳トンネル、発破掘削、吹付けコンクリート、連続ベルトコンベアシステム

北海道新幹線のトンネル工事では,掘削で発生するずりの搬出方式として連続ベルトコンベアシステムが採用されている.しかし,新幹線トンネルの断面は幅員が狭いため,効率の良いずり出し計画を確立することが重要な課題と考える.

 また,厚生労働省「山岳トンネル工事の切羽における肌落ち災害防止対策に係るガイドライン」では,切羽への労働者の立入りを原則として禁止されており,その対応策として機械化を積極的に進めることが求められている.

 上記をふまえ,当社受注工事において従来の新幹線トンネル工事にない新たな試みをいくつか採用し,施工の効率化を図った.導入した設備やシステムについて,その概要と効果を報告する.

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