[VI-268] 狭隘な長大トンネルでの連続ベルコンの適用
キーワード:山岳トンネル、狭小断面、ズリ出し、連続ベルトコンベア
冠山峠道路第2 号トンネル工事は、トンネル断面が狭く、重ダンプ走行による坑内での離合時の事故のリスクが大きい。また、重ダンプ台数の増台により坑内環境悪化が懸念される。対策として、連続ベルトコンベア工法によるズリ運搬方式を採用した。連続ベルコン適用後の施工サイクルは重ダンプによるズリ運搬と同等の結果を得た。連続ベルコンによるズリ運搬方式を採用したことにより、坑内の排気ガスが大幅に低減し、坑内環境を良好に保つことができた。また、車両の離合が少なくなり、ズリ出し中でも安全な坑内移動が可能となり、既施工区間での設備管理・路盤管理などの作業性を向上することができた。
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