[VI-272] 多数の断層破砕帯を有するトンネルの施工
キーワード:断層破砕帯、崖錐堆積物、切羽前方探査
国道371号BP新紀見トンネル(仮称)は,和歌山県橋本市(終点側)から大阪府河内長野市(起点側)へ抜ける延長2105mの道路トンネルを施工するものである.地質は領家花崗岩類及び和泉層群で構成され,トンネル全線において大小多数の断層破砕帯が確認されていたため,大量湧水,切羽不安定化や地表面沈下などが懸念された.本稿では大小多数の断層破砕帯において水抜きを併用した切羽前方探査を行いながらトンネルを施工した事例について報告する.
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