令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

建設マネジメント (1)

2019年9月3日(火) 08:40 〜 10:10 VI-6 (幸町総合教育棟 多目的室1)

座長:今石 尚(大成建設)

[VI-283] 復興CM方式のマネジメントの成果 山田町震災復興事業での例

*西 彰一1、谷 和男1 (1. ㈱大林組)

キーワード:震災復興事業、CM、アットリスク型、CIM

東北地方太平洋沖地震により被災した岩手県山田町で復興CM方式を用いた復興事業がほぼ完了した。CMのマネジメントが果たした定量的な成果を検証した。工程について調査・測量・設計・施工を一体的としてマネジメントを実施したことで、全体事業としては標準工期より35%以上の工程短縮が実施できた。地元企業への優先活用について、地元企業を優先に調達行為を行い、岩県内の企業に対して工事で40%、調査・測量・設計では24%が調達できた。山田町内に主たる営業所を有する企業に対して14%が調達でき、地元建設企業が活躍し地域経済にも好影響を与えることができた。

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