令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

設計技術 (3)/特殊構造物

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VI-1 (幸町北8号館 811講義室)

座長:浦野 和彦(安藤・間)

[VI-29] 河川仮切廻し工の土留設計について

*野末 翔也1、北村 元2、梶田 典嗣1 (1. 清水建設株式会社、2. 中日本高速道路株式会社)

キーワード:河川仮切廻し工、左右一体土留、仮想地盤面

研究の目的
 新東名向畑高架橋工事では、橋脚と河川の干渉回避のため、河川の付替が計画されており、落差工として床固工の構築を実施した。床固工構築においては、一部河川の仮切廻しが必要であった。本稿では、その河川仮切廻し工の土留設計について述べる。
 
要旨
 本工事の特徴は大きく分けて二つ。一つ目が、仮切廻し水路内と、床固工構築側の施工基面に違いがあること。二つ目は、土留壁の継手から出水が懸念されるため、土留壁の許容変位量が小さいことである。

結論
 許容変位量が厳しい中、土留壁の頭部を鋼材で接続することで部材のサイズアップを防ぎ、実状に則した経済設計を行った。現在河川の付替計画は無事完了している。

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