令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

建設マネジメント (3)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 VI-6 (幸町総合教育棟 多目的室1)

座長:松本 江基(安藤・間)

[VI-300] 北海道のコンクリート橋梁における判定区分を用いた劣化予測

*河村 巧1、須藤 敦史2、佐藤 京3、兼清 泰明4、檀 寛成4、丸山 収5 (1. 岩田地崎建設株式会社、2. 東北工業大学、3. 国立開発研究法人土木研究所寒地土木研究所、4. 関西大学、5. 東京都市大学)

キーワード:寒冷地、橋梁、定期点検値、劣化遷移、分布特性

北海道のインフラストラクチャーは、厳しい自然環境の中で長期間の耐用年数を必要とし、昨今の社会・経済状況等により予防保全に基づいた長寿命化を早急に図らなければならない。現在まで北海道が建設・管理するコンクリート橋梁を対象として確率・統計的な劣化予測モデルの提案および検証を行ってきている。本研究では、北海道が有するコンクリート橋梁の定期点検データ用いた劣化モデル(重付き健全度指数)より、全体的な劣化と分布特性の把握と予測を行った。コンクリート橋梁の劣化状況の把握とともに劣化分布の予測が可能となる結果が得られた。

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