令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第VI部門

建設マネジメント (4)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 VI-6 (幸町総合教育棟 多目的室1)

座長:川上 季伸(大林組)

[VI-311] CPSの概念を導入した土木技術開発手法について(その4)
‐建機自動化開発におけるシミュレーション技術の有効性について‐

*畠山 峻一1、名合 牧人1、青木 浩章1、片山 三郎1 (1. 大成建設株式会社)

キーワード:CPS、シミュレーション、ICT建機、自律制御、振動ローラ

本稿では、CPS(Cyber-Physical Sytems)の概念を導入した技術開発手法の取組みに関する報告の一つとして、当社の自律制御型振動ローラ開発事例を基に,下記に示す建機自動化開発におけるシミュレーション技術の有効性について述べる。
 自動運転制御システムの動作検証は、これまでフィジカル空間での模型実験により実施されていた。しかし、フィジカル空間での検証は、設備、場所、安全等、配慮すべき事項が多い。一方で、サイバー空間はこのような制約に左右されないため、サイバー空間でのシミュレーションによる検証技術の活用は、工程と安全の両面で有効であり、建機自動化開発の生産性を大きく向上させる。

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