[VI-326] 孔食が生じた鋼板のリブ付き当て板による補修方法に関する実験的検討
キーワード:鋼矢板、孔食補修、リブ補強、摩擦接合、ボルト軸力、すべり耐力
近年,インフラの老朽化に伴って人々の生活に対して影響が出てきている.いかに構造物の安全性を確保するかが重要な課題となっている.港湾施設では,鋼矢板護岸などでは老朽化に伴い腐食による鋼矢板の孔食が顕在化している.孔食の進行は,岸壁の倒壊や路面の陥没などの重大な被害に繋がる.従来の補修方法では,施工手順が繁雑かつ施工時間が長い,また多額のコストが発生するという課題がある.このため,簡易かつ低コストの補修方法の開発が求められている.本研究では,孔食が発生した鋼板に対して,当て板にリブを設け剛性を高めた場合や,ワンサイドボルトの締付け軸力を変化させた場合の当て板による補修効果について検討を行った.
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