[VI-327] 大鳴門橋補剛桁への接近設備の改善
キーワード:補剛桁、接近範囲、維持管理、桁作業車、改造、伸縮ブーム式高所作業装置
大鳴門橋は、鳴門海峡部を跨いで建設された吊橋であり、補剛桁はトラス構造で海面から40m以上の高所にある。補剛桁の保全作業は、定期的な点検と局部的な腐食箇所の補修等であり、安全の確保と作業効率の向上が求められる。このため、補剛桁には建設当初から各部材に接近するための専用の桁作業車を設置している。しかし、既設の桁作業車は本四連絡橋の建設初期に設置されており、トラス桁内部の複雑な形状に対応した接近手段が少なく、接近範囲は他橋に比べて著しく低い。このため、保全作業には仮設足場の設置等が必要となり改善が求められた。本投稿では、大鳴門橋補剛桁の接近範囲拡大に向けた桁作業車改造の取組について報告する。
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