[VI-329] One consideration of chloride damage countermeasure repair method in subway tunnel
Keywords:Subway tunnel, Chloride damage, Cross section repair material, Salt adsorption, Monitoring
東京メトロでは,安全・安心な鉄道運行の整備を進めるとともに,地下鉄トンネルの延命化に積極的に取組んでいる.その取組みの一つとして,電気防食工法による塩害対策補修工事の実施が進められている.当該対策工法は,高い防錆効果と持続性を有しているが,コンクリートを鉄筋背面まではつり出すため多大な時間と労力を要することが分かった.そこで,鉄筋中心位置まではつり深さを軽減できる「塩分吸着剤」を配合したポリマーセメントモルタルによる補修方法に着目し,強度試験の結果,地下鉄トンネル環境下に適用可能であることを確認した.今後は実際の現場で試験施工を実施し,モニタリング調査により持続効果の検証を実施していく.
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