Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第VI部門

リニューアル (3)

Tue. Sep 3, 2019 2:55 PM - 4:25 PM VI-7 (幸町総合教育棟 第21大講義室)

座長:青木 峻二(大林組)

[VI-330] Study on persistency of the effect on the repair work of chloride induced deterioration for cut and cover tunnels

*田口 真澄1、諸橋 由治1、瀬戸 岳史1、篠原 秀明2、米丸 陸海2、小椋 紀彦3 (1. 東京地下鉄、2. メトロレールファシリティーズ、3. CORE技術研究所)

Keywords:cut and cover tunnels, chloride induced deterioration , sacrificial anode material, Non-destructive monitoring

開削トンネルにおいて,塩害劣化が確認されたことを受け,塩害による劣化のメカニズム,塩害区間の特長,補修範囲の決定手法および補修工法等を検討してきた.これまでの塩害補修工法の防食効果の持続性を確認するため,試験施工範囲を対象に非破壊モニタリング調査を行った.また、施工から約5年9カ月経過後の補修範囲において,鉄筋のはつり調査を行った.その結果,犠牲陽極材を設置した鉄筋およびその近傍では鉄筋腐食は認められなかった.しかし,補修外範囲の一部において,著しい鉄筋腐食が確認された.また、残存亜鉛量から算出した防錆効果期間は、当初の想定よりも短いことが明らかとなった。

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