リニューアル (3)

[VI-333] Seismic Reinforcement Method for Existing Abutment with Backfilled Soil supporting Railway Bridges
at the restricted work space near the conventional railways

*土屋 光弘¹、兜 俊彦²、早川 雄馬²、堤 純生³ (1. 西松建設株式会社、2. 小田急電鉄株式会社、3. 株式会社復建エンジニアリング)

Keywords:Railway, Abutment, Backfill, Seismic Reinforcement, Soil Nailing

横浜線跨線橋は，小田急小田原線の町田～相模大野駅間に位置し，他社営業線を跨ぐ鉄道橋である．本橋梁は昭和５１年に建造されており，現行の耐震基準を満足していない．また，本橋梁の橋台背面の盛土も耐震化されておらず，重要区間に位置することからも，耐震対策が急務であった．本橋梁の橋台および背面盛土の補強について，①他社営業線に対する影響を極小化すること，②橋台と背面盛土とを併せた耐震補強が可能なこと，を条件に検討した結果，地山補強材を用いた橋台の耐震補強工法の選定理由，設計概要について報告する．