[VI-341] 塗膜防水材を用いた吹付けリニューアル工法の開発 その1
剥落防止性能など基礎物性に関する検討
キーワード:吹付けリニューアル、塗膜防水材、剥落防止、耐久性、ひび割れ
本研究は,既設コンクリートの斫り面にEVA樹脂系の塗膜防水材を塗布し,その上から一般的な吹付けモルタルで保護する工法を開発した.これにより従来工法よりも経済的に施工ができ,中間層の塗膜防水材により剥落防止性能を確保した上で防水性能を付与できるため,地山からの湧水を止め,補修箇所の再劣化が抑制可能となる.
本稿は,塗膜防水材を既設コンクリートと吹付けモルタルの間に挟んだ構造体に関する基礎物性を確認するため,各種試験を実施した.その結果,塗膜防水材により中性化抑制や耐候性などの耐久性を有することが分かった.さらに,本工法は塗膜防水材の接着性やひび割れ追従性から剥落リスクを低減できる可能性を示した.
本稿は,塗膜防水材を既設コンクリートと吹付けモルタルの間に挟んだ構造体に関する基礎物性を確認するため,各種試験を実施した.その結果,塗膜防水材により中性化抑制や耐候性などの耐久性を有することが分かった.さらに,本工法は塗膜防水材の接着性やひび割れ追従性から剥落リスクを低減できる可能性を示した.
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