[VI-342] 塗膜防水材を用いた吹付けリニューアル工法の開発 その2 壁部材への試験施工による施工法の実証
キーワード:吹付けリニューアル、塗膜防水材、試験施工、下地処理、付着性能
本研究では,プライマーとして塗膜防水材を塗布し,その上からモルタル覆工を行う補修工法を開発した.それにより剥落防止性能を確保した上で防水性能を付与でき,地山側からの湧水を止めて補修箇所の再劣化を抑制することが可能となる.
本稿では,模擬壁部材で本補修工法による試験施工を実施し,本工法の作業性の確認,施工時に要求される下地条件の検討,及び塗膜防水材を乾式吹付け工法で施工した際の付着性能の評価を実施した.その結果,下地の不陸が10mm以下であれば施工品質を確保できることを確認した.また,乾式吹付け工法で施工した場合,塗膜防水材の品質にばらつきが生じることを確認し,施工方法の改良の必要性を認識した.
本稿では,模擬壁部材で本補修工法による試験施工を実施し,本工法の作業性の確認,施工時に要求される下地条件の検討,及び塗膜防水材を乾式吹付け工法で施工した際の付着性能の評価を実施した.その結果,下地の不陸が10mm以下であれば施工品質を確保できることを確認した.また,乾式吹付け工法で施工した場合,塗膜防水材の品質にばらつきが生じることを確認し,施工方法の改良の必要性を認識した.
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